みなさん、こんにちは。

毎年思うことですが、少しづつ夏の暑さが和らいでくると、今年も終わりに向かっているなぁ…と。

今年もあっという間でしたが、残りの期間も有意義に過ごしたいと思います。

 

さて、以前からお家づくりにおいて、日々の暮らしを豊かにするポイントをご紹介させていただいておりますが、今回は

「素材選び編」です。

ひとえに素材選びと言っても、床や壁・天井、建具やカウンターなど挙げればキリがありませんが、今回は壁、さらにはクロスではなく「塗り壁」にフューチャーしたいと思います。

 

住宅会社にもよりますが、やはり壁の仕上げとして現在主流なのはクロス(壁紙)です。最近のクロスは本当に見た目もリアルでオシャレなものが多く、わずかに質感を感じられるようなものもあったり、本当にすごいなと思います。

私も自社でお家を建てる時は当然のようにクロスの仕上げを想定しておりましたが、ある時塗り壁仕上げのお家を見る機会があり、一目見た瞬間にその魅力に引き込まれてしまいました…。

そして、コストや手間の関係からお家の中すべてという訳にはいきませんでしたが、メインの空間であるＬＤＫは塗り壁を取り入れることにしたのでした！

 

当然塗り壁の中にも漆喰や珪藻土、ペンキなど種類がありますが、今回は自宅で採用させていただいた「ポーターズペイント」をご紹介致します。

私が採用させていただいたのは「ポーターズペイント」の中でも「ストーンペイントコース」という、塗料の中に目の粗い石英が含まれてるもので、石の粒によって光が当たると柔らかな陰影が生まれ、なんとも言えない味とムラのある仕上がりになるのが特徴です。

 

 

住み始めてからもう2年以上になりますが、いまだに光が入った時にぼんやりと壁を眺めてしまうことが度々あります。

そのザラザラした質感に愛着も感じており、時々触れてみたくなることも。

また、年数の経過により生じてしまうちょっとした壁のクラックや子供の付けた傷・汚れも自分で補修できるというメリットもあります。そしてその経験がまた愛着になっていくんです。

 

過去にもこの塗料にご興味を持ち、自宅も見学いただいたお客様で、ご主人の書斎に実際に採用いただいた事例もございます！

 

素敵でかっこいい書斎に仕上がりました！

僕もお手伝いとしてご主人と奥様と一緒に作業させていただいたのですが、お二人とも作業開始から終わるまで、嬉しそうにされていたのが印象的でした。きっと今もご主人のお気に入りの空間となっているはずです。

 

みなさんそれぞれのお家づくりの中で、それぞれの好みやこだわりがあると思いますが、

こだわって選び抜いた素材にはきっと愛着が湧きますし、その愛着がふとした時に日々の暮らしを豊かに彩ってくれるはずです。

 

そんなみなさんのこだわりをじっくりとお聞かせいただき、お家づくりのご提案に活かせればと思っております。

些細なことからでも、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。

 

金沢店　丹羽

• «
• 一覧に戻る
• »